- Keian KEM-89Bはそこそこ良い低価格タブレットPC
http://www.keian.co.jp/products/products_info/kem_89b/kem_89b.html - Intel Z3735F 4C/4T でメモリは 2GB、ストレージは 32GB
- インタフェースは USB 2.0、MicroUSB (充電専用)、MicroHDMI、イヤホン、MicroSD
- 画面サイズは 1920x1200 IPS 広視野角液晶 で 8.9インチサイズ
- OS は Windows 8.1 with bing
- 困ったことに初期状態で ComponentStore が破損しているので機能の追加や上位版へのアップグレードが行えない上に再構築に必要なファイルが廉価版なので削られている、どん詰まり状態。
- Windows Update はできる。
※追記 2015/6/24 - Keianの製品ページにて修正版OSデータの配布受付をしている様子です。
そこでOSを再インストールしてWindows 8.1 Pro x86 にしようかと (Baytrail 世代は 32bit UEFI のため x64 はインストールできない)。
※※※ 超重要:先に 回復メディアを作っておきましょう ※※※
- OSを再インストールすると当然のようにドライバが一切ない状態になるので事前にドライバを集めておく。
- プラットホームの各種ドライバは Dell Venue 8 Pro から Z3700 シリーズのドライバを引っ張ってきて使用する。
- 環境特有のドライバは事前に抽出しておく。
http://blogs.technet.com/b/mniehaus/archive/2013/09/16/grabbing-out-of-box-drivers-from-a-windows-8-system.aspx
http://blogs.msdn.com/b/alex_semi/archive/2013/11/05/harvesting-drivers-from-running-computer.aspx
を参考にする。 - Program Files にある Kionix の加速度センサのドライバを保存しておく。
- \Windows\Inf の TouchSetting.gt にタッチセンサのパラメタがあるので保存する。
OSのインストール後:
1. Z3700 series platform driver を入れてから再起動。
2. デバイス一覧から不明なデバイスを一つ一つ開いて 環境特有ドライバのフォルダを検索させて登録する。
3. Sensors 以下に隠れた 不明なデバイスがあるので Kionix の kxfusion ドライバを適用して再起動。
4. レジストリに以下の値を追加する。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\ROOT\SENSOR\0000\Device Parameters\kxfusion]
"Orientation"=hex:01,01,00,00,01,01,02
再起動すると画面の回転が自動で行われるようになる。
5. 保存しておいた TouchSettings.gt を \Windows\inf に戻して再起動するとタッチパネルが正しく動作するようになる。
6. 最後にネットワーク接続を設定した上で Intel Driver Update Utility を入れておくと GPU の最新ドライバを検出してくれる。
ここまでの必須ファイルはこちら。
https://www.dropbox.com/s/encr642fggq9g86/KEM-89B%20Drivers.rar?dl=0